“せうめつ”の漢字の書き方と例文
語句割合
消滅100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
右にいふ兄弟の父岩城判官(いはきはんぐわん)正氏(まさうぢ)在京(ざいきやう)の時讒(ざん)にあひて家の亡びたるは永保年中の事なり、今をさる事およそ七百五十余年也。兄弟の怨魂(ゑんこん)今に消滅(せうめつ)せざる事人知(じんち)を以論ずべからず。
殺さんと致せしは如何なる天魔(てんま)の魑入(みいり)しやと今更後悔仕(こうくわいつかま)つるも詮(せん)なき事なれば切(せめ)ては罪障(ざいしやう)消滅(せうめつ)の爲(ため)懺悔(ざんげ)仕つるなり因ては御殿場村の條七娘里儀の不義も何も斯(か)も引纏(ひきまとめ)て惡事は此九郎兵衞なれば御法(はふ)通(どほ)りの御所刑(しおき)を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
苟且(かりそめ)にも血液(けつえき)の循環(じゆんくわん)が彼等(かれら)の肉體(にくたい)に停止(ていし)されない限(かぎ)りは、一旦(たん)心(こゝろ)に映(うつ)つた女(をんな)の容姿(かたち)を各自(かくじ)の胸(むね)から消滅(せうめつ)させることは不可能(ふかのう)でなければならぬ。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)