“せいわん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
凄惋33.3%
凄腕33.3%
靜灣33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其来るや極めて厳粛に極めて凄惋せいわんなり、あたかも来らざるべからざる時に来るが如く、其去るや極めて静寂なり、極めて端整なり、恰も去らざる可からざる時に去るが如し。
他界に対する観念 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
「花吉の凄腕せいわん真に驚くべしだ」「露西亜ロシヤに対する日本の態度の曖昧あいまいなのも、君の為めだと云ふうはさだぞ」「松島君に忠告して早く戦争いくさする様にして呉れ給へ」
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
もつとふるつてたのは三十六ねんぐわつ元旦ぐわんたんで、此日このひ年始ねんし幻花子げんくわしは、掘初ほりぞめをするとつてたゞ一人ひとり出掛でかけたのを、あとから、靜灣せいわん佳水かすゐ天仙てんせん望蜀ぼうしよく古閑こかん狹衣さごろも活東くわつとうの七にん評議ひやうぎうへ