“じんがい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
人外41.7%
塵外33.3%
陣貝16.7%
人害8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だが、いくら人外じんがい生物いきものとて、煙となって立昇る筈はない。そこには何かしら人目をくらます欺瞞ぎまんがあったのだ。それがどの様なものだかは、やがて判明する時があるだろう。
恐怖王 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
塵外じんがいのおひと、殊には老躯、たいがいな俗務は、わたくしが皆、いたしております」
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
陣貝じんがいの声のつよさや雲の峯 十丈
古句を観る (新字新仮名) / 柴田宵曲(著)
三十七ねんげつ大雪おほゆきがいと、その七月しちぐわつ疫疾えきしつために、牛馬ぎうばそのなかばうしなひたるの災厄さいやくあり。其他そのた天災てんさい人害じんがい蝟集ゐしふきたり、損害そんがいかうむことおびたゞしく、こゝろなやましたることじつすくなからざるなり。
命の鍛錬 (旧字旧仮名) / 関寛(著)