“じうりん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
蹂躙73.1%
蹂躪23.1%
揉躙3.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けるいぬほふりて鮮血せんけつすゝること、うつくしくけるはな蹂躙じうりんすること、玲瓏れいろうたるつきむかうて馬糞ばふんなげうつことのごときは、はずしてるベきのみ。
蛇くひ (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
昔し欧洲に在て震天動地の偉功を奏せし宗教改革諸英雄の如き人傑あらしめば吾人は如何に頼母敷たのもしからずや、しかして顧みて実際を見るに、政治の世界は壮士を使用する者に蹂躪じうりんせられんとし
清浄無垢せいじやうむくなる少女の節操の揉躙じうりんせらるゝのをかへつ喝采かつさい歓喜する社会は果して成立の理由があるかと憤慨して、彼は実に泣きました、丸井さん、日本ではしきりに虚無党を悪口致しますが
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)