“じゅうりん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
蹂躙78.9%
蹂躪21.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
してその権勢は愈々確立せられた。幾度となく欺かれ、裏切られ、蹂躙せられた犠牲者等はひたすら勝利者のためにのみ計つた。
少数と多数 (新字旧仮名) / エマ・ゴールドマン(著)
そうかといって、一身の危険を回避せんがために、公道の蹂躙を敢えてしてはならない。正義の名分をあやまらしめてはならない。
大菩薩峠:41 椰子林の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
太子のあれほど祈念された「和」の精神は再び群卿によって蹂躪されはじめた。仄かに輝き出た飛鳥の黎明も太子の薨去をもって終ったかにみえる。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
青谷技師は激しく抵抗したが、署長の忠実なる部下の腕力のために蹂躪されてしまった。彼の両手には鉄の手錠がピチリという音と共にってしまった。
人間灰 (新字新仮名) / 海野十三(著)