“しょちゅう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
書中60.0%
所中20.0%
暑中20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
突然私の実家から手紙で、従兄いとこが死んだことを知らして来た、書中しょちゅうにある死んだ日や刻限が、恰度ちょうど私がけた夏菊のしおれた時に符合するので、いまだに自分は不思議の感にえぬのである。
鬼無菊 (新字新仮名) / 北村四海(著)
だんだんこと次第しだいをしらべますると、はなしはずっととおむかしわたくしがまだ現世げんせきて時代じだいさかのぼるのでございます。まえにもおはなししたとおり、良人おっと討死後うちじにごわたくし所中しょちゅうそのお墓詣はかまいりをいたしました。
暑中しょちゅう飲物のみもの 秋 第二百三十一 暑中の飲物
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)