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しゆつたつまへ
ふりがな文庫
“しゆつたつまへ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
出立前
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
出立前
(逆引き)
此處
(
こヽ
)
に
捨
(
す
)
てられて
取
(
とり
)
のこされん
我
(
われ
)
、いでや
出立前
(
しゆつたつまへ
)
の一
目
(
め
)
をと
心
(
こヽろ
)
に
願
(
ねが
)
ひしが、
空
(
むな
)
しく
影
(
かげ
)
も
見
(
み
)
ずに
明日
(
あす
)
の
早朝
(
さうてう
)
と
恨
(
うら
)
めしき
便
(
たよ
)
り、
今
(
いま
)
は
何
(
なに
)
も
捨
(
す
)
てヽ一
日
(
にち
)
病氣
(
びやうき
)
と
伏
(
ふ
)
しけるが、
戀
(
こひ
)
に
亂
(
みだ
)
るヽ
心
(
こヽろ
)
あはれ
悲
(
かな
)
しくも
暁月夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
巴里
(
パリイ
)
の
良人
(
をつと
)
の
許
(
もと
)
へ着いて、何と云ふ事なしに一ヶ月程を送つて
仕舞
(
しま
)
つた。東京に居た自分、
殊
(
こと
)
に
出立前
(
しゆつたつまへ
)
三月
(
みつき
)
程の間の
忙
(
せは
)
しかつた自分に比べると、今の自分は余りに暇があるので夢の様な気がする。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
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(2作品)
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