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しえ
ふりがな文庫
“しえ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
緇衣
26.3%
死穢
15.8%
仕得
15.8%
為得
15.8%
紫衣
15.8%
思慧
5.3%
死壊
5.3%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
緇衣
(逆引き)
むかし
笠置
(
かさぎ
)
の
解脱
(
げだつ
)
上人が、
栂尾
(
とがのを
)
の
明恵
(
みやうゑ
)
上人を訪ねた事があつた。その折明恵は
質素
(
じみ
)
な
緇衣
(
しえ
)
の下に、
婦人
(
をんな
)
の着さうな、
緋
(
ひ
)
の勝つた派手な下着を
被
(
き
)
てゐるので、解脱はそれが気になつて溜らなかつた。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
しえ(緇衣)の例文をもっと
(5作品)
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死穢
(逆引き)
たとえば、
死穢
(
しえ
)
に触れたとなると、三十日の
忌
(
いみ
)
を最上とし、少なくも、七日は、祓除をしなければならない。
平の将門
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
しえ(死穢)の例文をもっと
(3作品)
見る
仕得
(逆引き)
かれら二人をほろぼせば、その余の徒党は頭のない蛇も同様で、よも何事をも
仕得
(
しえ
)
まいぞ。侍を呼べ、すぐに呼べ
玉藻の前
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
しえ(仕得)の例文をもっと
(3作品)
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▼ すべて表示
為得
(逆引き)
「手出がならなかッたのだ、手出がなっても
為得
(
しえ
)
なかッたのじゃない」
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
しえ(為得)の例文をもっと
(3作品)
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紫衣
(逆引き)
朝
神居古潭
(
かむゐこたん
)
の停車場から乘車。金襴の袈裟、
紫衣
(
しえ
)
、旭川へ行く日蓮宗の人達で車室は一ぱいである。旭川で乘換へ、
名寄
(
なよろ
)
に向ふ。旭川からは
生路
(
せいろ
)
である。
熊の足跡
(旧字旧仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
しえ(紫衣)の例文をもっと
(3作品)
見る
思慧
(逆引き)
かようなわけで、仏教では一口に、智慧と申しましても、これに三種あるといっております。
聞慧
(
もんえ
)
と
思慧
(
しえ
)
と
修慧
(
しゅうえ
)
との三慧がそれです。すなわち第一に聞慧というのは、耳から聞いた智慧です。
般若心経講義
(新字新仮名)
/
高神覚昇
(著)
しえ(思慧)の例文をもっと
(1作品)
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死壊
(逆引き)
(『
因果経
(
いんがきょう
)
』に曰く、「一身
死壊
(
しえ
)
して、また一身を受け、生死無量なること、たとえば、天下の草木を尽くして、
斬
(
き
)
りて、もって
籌
(
ちゅう
)
数となすに、そのゆえに身を
窮尽
(
ぐうじん
)
するあたわざるがごとし」と)
通俗講義 霊魂不滅論
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
しえ(死壊)の例文をもっと
(1作品)
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検索の候補
しい
しどく
しゑ