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死穢
ふりがな文庫
“死穢”の読み方と例文
読み方
割合
しえ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しえ
(逆引き)
殊にあの十六人の女たちは、いずれも
死穢
(
しえ
)
を隠すために、巧な
紅粉
(
こうふん
)
を装っている、
屍骨
(
しこつ
)
のような心もちさえした。
素戔嗚尊
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
たとえば、
死穢
(
しえ
)
に触れたとなると、三十日の
忌
(
いみ
)
を最上とし、少なくも、七日は、祓除をしなければならない。
平の将門
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
高齢の人が大病になっていてはいつ
死穢
(
しえ
)
の家になるかもしれぬと不安がり、迷惑そうに
蔭
(
かげ
)
で言っているのを聞き、道理なことであると気の毒に思われたし、またその家は狭く、座敷もきたないため
源氏物語:55 手習
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
死穢(しえ)の例文をもっと
(3作品)
見る
死
常用漢字
小3
部首:⽍
6画
穢
漢検1級
部首:⽲
18画
“死”で始まる語句
死
死骸
死人
死屍
死際
死霊
死去
死亡
死様
死別
“死穢”のふりがなが多い著者
紫式部
吉川英治
芥川竜之介