“さしそへ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
差添50.0%
差副50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とりなし申せど何分村方にて聞濟きゝずみくれ申さず是とても差添さしそへの者へおたづね下さらば相分り申べくと申立けるに大岡殿また勘右衞門喜兵衞を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
差添さしそへらるとの事なれば友次郎等は有難きむねうけをなし翌朝よくてう未明みめい發足ほつそくせしが三人の中お花友次郎は通駕籠かご忠八は願ひに因てお花の駕籠のそば付添つきそふ事を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
案内として其糸切村へ參らんと支度をなし神職夫妻にはいとまやり次右衞門三五郎寺社奉行差添さしそへ小林軍次郎奉行遠藤喜助同道にて夜四ツ時過より淡島道あはしまみち五十町一里半を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
後妻にむかへたること迄委細ゐさいに申立此儀は寶田村より差副さしそへに來たる者共へ御たづね下さるれば相分りますと申ければ大岡殿如何樣に其方が申處まをすところ聞處きゝどころあり猶追々吟味ぎんみに及ぶとて其日は一同下られたり其後外々の者一通り吟味ぎんみ有し所領主家來の者奸曲かんきよく取計とりはからひも聞ゆるにより評定所へ差出しに相成たり
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
やりし又叔母儀も彼よりのぞみて憑司方へ相越あひこしたるは村中總寄合そうよりあひの席の事にて相違は御座なく此儀は總代そうだい差副さしそへの者へおたづね下さらば相分る儀と存じ奉つりますと云に越前守どの其方昌次郎梅兩人不義致せしと云は何かたしかなる證據ありや傳吉此儀は委敷くはしく妻せんへおたづね下さるべしと云に大岡殿はコリヤせん其わけ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)