“こゝろぐ”の漢字の書き方と例文
語句割合
心組100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
背後うしろうねつて切出きりだしたやうな大巌おほいはが二ツ三ツ四ツとならんで、うへはうかさなつて背後うしろつうじてるが、わし見当けんたうをつけて、心組こゝろぐんだのは此方こツちではないので
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
中働なかはたらきのふくかねてあら/\心組こゝろぐみの、奧樣おくさま着下きおろしの本結城ほんゆふき、あれこそはものたのむなしう、いろ/\千葉ちば厄介やくかいなりたればとて、これを新年着はるぎ仕立したてゝつかはされし
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)