“こゝろぐみ”の漢字の書き方と例文
語句割合
心組100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たゞ飯島の別荘のお嬢の様子を垣の外からなりとも見ましょうとの心組こゝろぐみでございますから、新三郎は持って来た吸筒の酒にグッスリと酔って、船の中で寝込んでしまいましたが
代助は風呂場へ行つて、あたまらしたあと、ひとちやぜんに就いた。そこで、さみしい食事をすまして、ふたゝび書斎に戻つたが、久しりに今日けふは少し書見をしやうと云ふ心組こゝろぐみであつた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)