“こへい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
小平46.2%
胡兵15.4%
雇聘15.4%
古瓶7.7%
顧睥7.7%
鼓兵7.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其の話はお岩のさんの手伝に雇入れた小平こへいと云う小厮こものが民谷家の家伝のソウセイキと云う薬をぬすんで逃げたことであった。
南北の東海道四谷怪談 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
それは二人の村の、鍛冶屋かぢやの三男の小平こへいさんでした。
(新字旧仮名) / 新美南吉(著)
馬から顛落てんらくした彼の上に、生擒いけどろうと構えた胡兵こへいどもが十重二十重とえはたえとおり重なって、とびかかった。
李陵 (新字新仮名) / 中島敦(著)
建文いまだ死せず、従臣のうち道衍どうえん金忠きんちゅうの輩の如き策士あって、西北の胡兵こへいを借るあらば、天下の事知る可からざるなり。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
愚にもつかぬ画家を雇聘こへいし来って、その者から名画を生ましめることが方法によって出来得るか出来得ないかを考えられたい。
法律と法廷組織の改正、法律専攻の人士の養成、調査委員の設置、法律専門の外国人の雇聘こへい、法律研究生の海外留学、外国法律書の翻訳なぞは、皆この気運を語らないものはない。
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
茶がかった平床ひらどこには、釣竿をかついだ蜆子和尚けんすおしょう一筆ひとふでいたじくを閑静に掛けて、前に青銅の古瓶こへいえる。
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
すなはちこの古帽と共に甲板に出れば、細雨蕭条せうでうとして横さまに痩頬そうけふを打ち、心頭りんとして景物皆悲壮、船首に立ち、帆綱を握つて身を支へ、まなじりを決して顧睥こへいするに
閑天地 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
そしてなお五百人の鼓兵こへいが鼓を持ってこれに従い、槍隊千余騎は、前途幾段にもわかれて、孔明の車を衛星のように取り囲んだ。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)