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金忠
ふりがな文庫
“金忠”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きんちゅう
50.0%
かねただ
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きんちゅう
(逆引き)
建文
未
(
いま
)
だ死せず、従臣の
中
(
うち
)
、
道衍
(
どうえん
)
金忠
(
きんちゅう
)
の輩の如き策士あって、西北の
胡兵
(
こへい
)
を借るあらば、天下の事知る可からざるなり。
鄭和
(
ていか
)
胡濙
(
こえい
)
の
出
(
い
)
づるある、
徒爾
(
とじ
)
ならんや。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
燕王笑って曰く、
吾
(
わ
)
が年
将
(
まさ
)
に四旬ならんとす、鬚
豈
(
あに
)
能
(
よ
)
く
復
(
また
)
長ぜんやと。道衍こゝに於て
金忠
(
きんちゅう
)
というものを
薦
(
すす
)
む。金忠も亦
鄞
(
きん
)
の人なり、
少
(
わか
)
くして書を読み
易
(
えき
)
に通ず。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
金忠(きんちゅう)の例文をもっと
(1作品)
見る
かねただ
(逆引き)
豊雄の姉が嫁にいっている先は、大和の
石榴市
(
つばいち
)
という所で、
田辺
(
たなべ
)
の
金忠
(
かねただ
)
という商人であった。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
二郎の姉が家は、
二一三
石榴市
(
つばいち
)
といふ所に、
田辺
(
たなべ
)
の
金忠
(
かねただ
)
といふ
商人
(
あきびと
)
なりける。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
金忠(かねただ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“金忠”の解説
金忠(김충)または南敏(남민)は、中国唐の文官であり、日本に使者として派遣された帰りに台風に遭遇し遭難した後新羅に帰化する。元々の名は金忠であるが、中国の汝南出身であるため、汝南の南という文字を姓として景徳王から与えられた。南敏の息子の南翼は、太子詹事として英陽君に封ぜられた。南敏の子孫は代々官職、特に武臣を輩出した。朝鮮の氏族の英陽南氏、宜寧南氏と固城南氏の始祖である。
(出典:Wikipedia)
金
常用漢字
小1
部首:⾦
8画
忠
常用漢字
小6
部首:⼼
8画
“金”で始まる語句
金
金色
金子
金盥
金持
金剛石
金襴
金槌
金箔
金魚
“金忠”のふりがなが多い著者
上田秋成
幸田露伴