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こさくれう
ふりがな文庫
“こさくれう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
小作料
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小作料
(逆引き)
さうかといつて
其
(
そ
)
れ
等
(
ら
)
の
肥料
(
ひれう
)
なしには
到底
(
たうてい
)
一
般
(
ぱん
)
に
定
(
さだ
)
められてある
小作料
(
こさくれう
)
を
支拂
(
しはら
)
ふ
丈
(
だけ
)
の
收穫
(
しうくわく
)
は
得
(
え
)
られないので
慘憺
(
さんたん
)
たる
工夫
(
くふう
)
が
彼等
(
かれら
)
の
心
(
こゝろ
)
を
往來
(
わうらい
)
する。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
其
(
そ
)
の
所有
(
しよいう
)
であり
得
(
う
)
るのは
作物
(
さくもつ
)
が
根
(
ね
)
を
以
(
もつ
)
て
田
(
た
)
や
畑
(
はた
)
の
土
(
つち
)
に
立
(
た
)
つて
居
(
ゐ
)
る
間
(
あひだ
)
のみである。
小作料
(
こさくれう
)
を
拂
(
はら
)
つて
畢
(
しま
)
へば
既
(
すで
)
に
手
(
て
)
をつけられた
短
(
みじか
)
い
冬季
(
とうき
)
を
凌
(
しの
)
ぐ
丈
(
だ
)
けのことがともすれば
漸
(
やうや
)
くのことである。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
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