“けいやく”の漢字の書き方と例文
語句割合
契約100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かくのごとき場合には契約けいやくの両者が依然として独立の心を失わぬのである。また身は一見しばられているようであるが、一方のいやというのを縛るのでなく、自由の契約である。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
糸子いとこひのふすまきはにぴつたりとせつあやしのことよとみゝそばだつれば、松野まつのれい高調子たかてうしらばかしまゐらせん御歸邸ごきていのうへ御主君ごしゆくんこと緑君みどりくん御傳おつたねがひたし、糸子いとこ契約けいやく良人をつととは
たま襻 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
得る事大望成就の吉瑞きつずゐなりと云ば天忠は早々御對面ありて主從の契約けいやくあるべしと相談さうだんこゝに一決し天忠はつぎ退しりぞき伊賀亮に申樣只今先生の事を申上しに天一坊樣にも先生の大才だいさい
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)