“きす”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:キス
語句割合
64.0%
接吻20.0%
4.0%
貴首4.0%
鱚魚4.0%
鼠頭魚4.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
甘鯛、いとより鯛、魴鮄ほうぼうの濡れて艶々つやつやしたのに、青い魚が入交って、きす飴色あめいろが黄に目立つ。
卵塔場の天女 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
夏の匂ひのする、夏の光りのある、夏の形体をもつてゐる魚——といつたら、すぐ鮎だ、きすだ、たいすずきだ。
夏と魚 (新字旧仮名) / 佐藤惣之助(著)
矢庭に二つの顔が相触れた。熟した麦の香の漂ふ夜路に、あたたかい接吻きすの音が幽かに三度みたび四度よたび鳴つた。
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
さうして遠い海草の焚けてる空から 爛れるやうな接吻きすを投げよう。
定本青猫 (旧字旧仮名) / 萩原朔太郎(著)
たれかいう巾幗きんこく不成事ことをなさずと かつてきす神功じんごう赫々かくかくの
妾の半生涯 (新字新仮名) / 福田英子(著)
或は「陰太貴首きす王」とも書いてあります。
近畿地方に於ける神社 (旧字旧仮名) / 内藤湖南(著)
鱚魚きす 七九・九九 一八・〇九 〇・六〇 一・三二
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
私は遅れて附いて行く時、廊下で又鼠頭魚きすに出逢った。
余興 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
この女には鼠頭魚きすと云う諢名あだながある。
余興 (新字新仮名) / 森鴎外(著)