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かやの
ふりがな文庫
“かやの”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
萱野
50.0%
茅野
22.2%
蚊屋野
11.1%
榧野
5.6%
萱乃
5.6%
草野
5.6%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
萱野
(逆引き)
「いえ、上野や
向島
(
むこうじま
)
は駄目だが
荒川
(
あらかわ
)
は今が
盛
(
さかり
)
だよ。荒川から
萱野
(
かやの
)
へ行って桜草を取って王子へ廻って汽車で帰ってくる」
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
かやの(萱野)の例文をもっと
(9作品)
見る
茅野
(逆引き)
その月二日に将軍家光に
世子
(
せいし
)
が誕生した、水野けんもつ忠善はその祝儀として久能山東照宮へ石の鳥居を奉納することになり、
茅野
(
かやの
)
百記はその事務がしらとして久能山へ出張したのである
日本婦道記:箭竹
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
かやの(茅野)の例文をもっと
(4作品)
見る
蚊屋野
(逆引き)
これより後、淡海の
佐佐紀
(
ささき
)
の
山
(
やま
)
の君が
祖
(
おや
)
一
、名は
韓帒
(
からふくろ
)
白さく、「淡海の
久多綿
(
くたわた
)
の
蚊屋野
(
かやの
)
二
に、
猪鹿
(
しし
)
多
(
さは
)
にあり。その立てる足は、
荻
(
すすき
)
原の如く、
指擧
(
ささ
)
げたる
角
(
つの
)
は、
枯松
(
からまつ
)
の如し」
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
かやの(蚊屋野)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
榧野
(逆引き)
「——熊田孫七はおらぬかっ。
榧野
(
かやの
)
五助は何しておるっ。森本
道徳
(
どうとく
)
、山岸
監物
(
けんもつ
)
、はや出合え出合え。
鳥飼
(
とりがい
)
平八っ、馬印をこれへ立てよ」
新書太閤記:09 第九分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
森権之丞、
榧野
(
かやの
)
五助、鳥飼四郎大夫、山岸監物など、馬上、或いは
徒歩
(
かち
)
などで、総勢四百余人——それは当面の敵兵力の十分の一に過ぎなかったが、各〻の捨身の血相を持って
新書太閤記:09 第九分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
かやの(榧野)の例文をもっと
(1作品)
見る
萱乃
(逆引き)
「いいえ、でき合って、ずるずるに暮している
萱乃
(
かやの
)
という女です。けれど、萱乃のいうような、そんな、私は悪い男じゃないつもりです」
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「なるほど」それで仔細は分ったが、そう聞けば、
萱乃
(
かやの
)
の恋もいじらしいものである。それを、男の国助は、ほかにも女があって、かくばかり萱乃を苦しませているのはよろしくない。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
かやの(萱乃)の例文をもっと
(1作品)
見る
草野
(逆引き)
これらどうやら上古蛇を
草野
(
かやの
)
の主とし、野槌と尊んだ
称
(
となえ
)
から
訛
(
あやま
)
り
出
(
い
)
でた俗伝らしい。
十二支考:04 蛇に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
これら美女、実は
草野
(
かやの
)
の女王の娘どもで、各森林の精たり。その後今一度彼らの艶容を窺わんと、夜々脚を林中に運べど、処女も浴場も再び現われず、あてもない恋の
焔
(
ほのお
)
に焦れ死んだ。
十二支考:04 蛇に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
かやの(草野)の例文をもっと
(1作品)
見る
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