茅野かやの)” の例文
そこで同志の心を安んずるために、まずせがれ主税ちからに老巧間瀬久太夫を介添かいぞえとして、大石瀬左衛門、茅野かやの和助、小野寺幸右衛門なぞとともに、自分に先立って下向させることにした。
四十八人目 (新字新仮名) / 森田草平(著)
その月二日に将軍家光に世子せいしが誕生した、水野けんもつ忠善はその祝儀として久能山東照宮へ石の鳥居を奉納することになり、茅野かやの百記はその事務がしらとして久能山へ出張したのである
日本婦道記:箭竹 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
茅野かやのといふ山村の入口で吾儕は三人ばかりの荒くれた女に逢つた。
伊豆の旅 (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
茅野かやの
雨情民謡百篇 (新字旧仮名) / 野口雨情(著)