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萱野
ふりがな文庫
“萱野”の読み方と例文
読み方
割合
かやの
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かやの
(逆引き)
見ると、これも近所の別荘に住んでゐる
萱野
(
かやの
)
夫妻が、息子の
安里
(
あんり
)
と一緒に、テニスをやりに行く途中、例によつて声をかけに来たのである。
落葉日記
(新字旧仮名)
/
岸田国士
(著)
「いえ、上野や
向島
(
むこうじま
)
は駄目だが
荒川
(
あらかわ
)
は今が
盛
(
さかり
)
だよ。荒川から
萱野
(
かやの
)
へ行って桜草を取って王子へ廻って汽車で帰ってくる」
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
神代に
萱野
(
かやの
)
姫など茅を神とした例もあれば、もと茅を山立姫というに、それより茅中に住んで茅同然に蛇が怖るる野猪をも山立姫といったと考える。
十二支考:10 猪に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
萱野(かやの)の例文をもっと
(9作品)
見る
萱
漢検準1級
部首:⾋
12画
野
常用漢字
小2
部首:⾥
11画
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