“かつぱや”の漢字の書き方と例文
語句割合
合羽屋100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
景色けしきなかを、しばらくして、もんやなぎくゞり、帳場ちやうばらつしやい——をよこいて、ふか中庭なかには青葉あをばくゞつて、べつにはなれにかまへた奧玄關おくげんくわんくるまいた。旅館りよくわん合羽屋かつぱやもおもしろい。
城崎を憶ふ (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
し遊ばせよ、あなたはあれ怜悧りこう思召おぼしめして目をけていらツしやいますが、今朝けさ合羽屋かつぱや乳母おんばさんが店でおばうさんを遊ばしてそばで、弥吉やきちが自分のかゝとの皮をいてべさせたりして
にゆう (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)