“かつきよ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
割拠50.0%
割據25.0%
勝清25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一隅に割拠かつきよしたる五六の猛士、今を盛りの鯨飲げいいん放言
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
みかきのはこれもとりて、割據かつきよつくえうへりかゝつて、いままで洋書ようしよひもとゐたは年頃としごろ二十歳はたちあまり三とはるまじ、丸頭まるあたまの五がりにてかほながからずかくならず、眉毛まゆげくて黒目くろめがちに
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
小山勝清かつきよ君の外祖母の話であった。明治の初年、肥後球磨郡の四浦ようら村と深田村との境、高山の官山の林の中に、猟師の掛けて置いた猪罠ししわなかかって、是も一人の若い女が死んでいた。
山の人生 (新字新仮名) / 柳田国男(著)