“おしひろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
27.3%
押拡27.3%
推拡27.3%
押廣9.1%
押擴9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この理をおしひろめて一国の政治上に論ずれば、人民は租税を出だして政府の入用を給し、その世帯向きを保護するものなり。
学問のすすめ (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
実は文学の標榜ひょうぼうするところは何と何でその表現し得る題目はいかなる範囲にまたがって、その人を動かす点は幾ヵ条あって、これらが未来の開化に触るるときどこまで押拡おしひろげ得るものであるか
作物の批評 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
そういう仮名の用法上の調査研究について、宣長翁の研究が『古事記』に限られていたのを推拡おしひろめてあらゆる古典について研究したのが龍麿であったのであります。
古代国語の音韻に就いて (新字新仮名) / 橋本進吉(著)
武村兵曹たけむらへいそう此時このとき大佐たいさ許可ゆるして、つぎへやから一面いちめん製圖せいづたづさへてて、卓上たくじやう押廣おしひろ
つてかたはらなる卓上たくじやう一面いちめん海圖かいづ押擴おしひろげ、つぶさに緯度ゐどはかりつゝ