-
トップ
>
-
おきなか
守らせ
沖の方は
船手へ申付深川
新地より品川
沖迄御
船手にて取切御
備の御船は
沖中へ押出し其外
鯨船數艘を用意し
嚴重に
社備ける然ば次右衞門は
桐棒の
駕籠に打乘
若徒兩人
長柄草履取を
滔々たる
水路五百
余里を
流れて東海に入り、
巨濤に千
倒し風波に万
顛すれども
断折砕粉せず、
直身挺然として我国の
洋中に
漂ひ、北海の地方に
近より、
椎谷の
貧民に
拾れて
始て水を
辞れ
滔々たる
水路五百
余里を
流れて東海に入り、
巨濤に千
倒し風波に万
顛すれども
断折砕粉せず、
直身挺然として我国の
洋中に
漂ひ、北海の地方に
近より、
椎谷の
貧民に
拾れて
始て水を
辞れ