“桐棒”の読み方と例文
読み方割合
きりぼう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
守らせおきの方は船手ふなてへ申付深川新地しんちより品川おき迄御船手ふなてにて取切御そなへの御船は沖中おきなかへ押出し其外鯨船げいせん數艘すそうを用意し嚴重げんぢうこそそなへける然ば次右衞門は桐棒きりぼう駕籠かごに打乘若徒わかたう兩人長柄ながえ草履ざうり取を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
先に立朱網代の乘物には常樂院天忠和尚跡は四人の徒士かち若黨長棒の駕籠には山内伊賀亮ほかに乘物十六ちやう駄荷物十七桐棒きりぼう駕籠五挺都合上下二百六十四人の同勢どうぜいにて道中すぢは下に/\と制止聲を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
配り海手うみては深川新地の鼻より品川の沖迄御船手にて取切とりきり備船そなへぶね沖間おきあひへ出し間々は鯨船くぢらぶねにて取固とりかたも嚴重に構へたり扨又平石次右衞門は桐棒きりぼうの駕籠に打乘若黨長柄草履取を召倶めしぐし數寄屋橋の御役宅を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)