“えんどほ”の漢字の書き方と例文
語句割合
縁遠100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
午後ごごれた所爲せゐか、あさくらべると仕事しごとすこ果取はかどつた。しか二人ふたり氣分きぶん飯前めしまへよりもかへつて縁遠えんどほくなつた。ことにさむ天氣てんき二人ふたりあたまこたへた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
火山作用かざんさようによつて地震ぢしんおこすことは、べつ説明せつめいようするまでもないことである。また其作用そのさようによつても地震ぢしんおこされることがないでもないが、いづれの場合ばあひおいても、大地震だいぢしんとは縁遠えんどほいものゝみである。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
そのおもしろいとおもこゝろが、文學ぶんがくから縁遠えんどほいものなのです。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)