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えうどう
ふりがな文庫
“えうどう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
幼童
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
幼童
(逆引き)
無意
(
むい
)
無心
(
むしん
)
なる
幼童
(
えうどう
)
は
天使
(
てんし
)
なりとかや。げにもさきに
童謠
(
どうえう
)
ありてより(
應
(
おう
)
)の
來
(
きた
)
るに
一月
(
ひとつき
)
を
措
(
お
)
かざりし。
然
(
しか
)
るに
今
(
いま
)
は
此歌
(
このうた
)
稀々
(
まれ/\
)
になりて、
更
(
さら
)
にまた
奇異
(
きい
)
なる
謠
(
うた
)
は
蛇くひ
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
されば
爰
(
こゝ
)
に
忌
(
い
)
むべく
恐
(
おそ
)
るべきを(おう)に
譬
(
たと
)
へて、
假
(
かり
)
に(
應
(
おう
)
)といへる
一種
(
いつしゆ
)
異樣
(
いやう
)
の
乞食
(
こつじき
)
ありて、
郷
(
がう
)
屋敷田畝
(
やしきたんぼ
)
を
徘徊
(
はいくわい
)
す。
驚破
(
すは
)
「
應
(
おう
)
」
來
(
きた
)
れりと
叫
(
さけ
)
ぶ
時
(
とき
)
は、
幼童
(
えうどう
)
婦女子
(
ふぢよし
)
は
遁隱
(
にげかく
)
れ、
孩兒
(
がいじ
)
も
怖
(
おそ
)
れて
夜泣
(
よなき
)
を
止
(
とゞ
)
む。
蛇くひ
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
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