“ようどう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
幼童40.0%
妖瞳20.0%
妖童20.0%
容堂20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何かしらこの文句の中に頑是がんぜない幼童ようどうの心を感銘かんめいさせるものがあったに違いない。
吉野葛 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
杭州こうしゅうに美女あり、そのおもて白玉はくぎょくの如く、夜な夜な破狼橋はろうきょうもとに来って妖童ようどうを見る……」
大菩薩峠:24 流転の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
そこで彼は水戸みとの御隠居や、尾州びしゅうの徳川慶勝よしかつや、松平春嶽しゅんがく鍋島閑叟なべしまかんそう、山内容堂ようどうの諸公に説いて、協力して事に当たることを求めた。岩瀬肥後の名が高くなったのもそのころからだ。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)