“容堂”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ようだう50.0%
ようどう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
〔評〕慶應けいおう三年九月、山内容堂ようだう公は寺村左膳さぜん、後藤しやう次郎を以て使となし、書を幕府にていす。曰ふ、中古以くわん政刑せいけい武門に出づ。
そこで彼は水戸みとの御隠居や、尾州びしゅうの徳川慶勝よしかつや、松平春嶽しゅんがく鍋島閑叟なべしまかんそう、山内容堂ようどうの諸公に説いて、協力して事に当たることを求めた。岩瀬肥後の名が高くなったのもそのころからだ。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)