“あかとき”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:アカトキ
語句割合
66.7%
鶏鳴33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
醜霍公鳥しこほととぎすあかときのうらがなしきに」(巻八・一五〇七)は同じく家持の作だから同じ傾向のものとるべく
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
いもと二人あかとき露に立濡れてむか峰上おのえの月をるかも
墨汁一滴 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
児等こらしあらば二人ふたりかむをおきくなるたづあかときこゑ 〔巻六・一〇〇〇〕 守部王
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
あかとき夜烏よがらす鳴けどこの山上をか木末こぬれうへはいまだ静けし 〔巻七・一二六三〕 作者不詳
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
吾背子わがせこをやまとへやると小夜さよふけて鶏鳴あかとき露にわれ立ちれし (巻二)
日本精神史研究 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)