茶碗の曲線ちゃわんのきょくせん――茶道精進の或る友人に――――さどうしょうじんのあるゆうじんに――
もう二十年以上も昔の話であるが、考古学を専攻していた私の弟が、東大の人類学教室で、土器の研究をしていたことがある。 その頃は、まだ今日のように、土器の型式による分類などは、ほとんど出来ていなかった。弟はその分類の仕事にとりかかって、何か科学 …