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装
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な
ふりがな文庫
“
装
(
な
)” の例文
旧字:
裝
私が訳し終ると太子をはじめ三人は改めて感謝の瞳を昔
知事
(
ガヴァナー
)
や
市長
(
メーヤー
)
だったらしくもないこの妙な
装
(
な
)
りをした大入道の老人に注いでいたが
ナリン殿下への回想
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
蔭間茶屋
(
かげまぢゃや
)
の
色子
(
いろこ
)
(
野郎
(
やろう
)
)風俗だの売女の
装
(
な
)
り
振
(
ふ
)
りが、良家の子女にまで真似られて、大奥や柳沢閥の
華奢
(
かしゃ
)
をさえ、色彩のうすいものにした。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
圓朝はここを先途と喋りまくったけれど、毎晩みすぼらしい
装
(
な
)
りをした場違いのお客様が、二十か三十くるばかりで、てんでどうにも仕様がなかった。
小説 円朝
(新字新仮名)
/
正岡容
(著)
あたし、こんな
装
(
な
)
りで、それや寒いのよ。
長閑なる反目
(新字旧仮名)
/
岸田国士
(著)
夕方だったから
判然
(
はっきり
)
とは私にもわかりかねたが、いずれもこないだの着物と寸分違わぬ
装
(
な
)
りをしていたように思われる。
逗子物語
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
▼ もっと見る
「圓朝さん、お前生涯にいっぺんだけそういう
装
(
な
)
りがしてみたかったんだろう、生れてから
今日日
(
きょうび
)
までお前の身の周りは何もかもズーッと真っ黒ずくめだったんだものなあ」
小説 円朝
(新字新仮名)
/
正岡容
(著)
“装”の意味
《名詞》
(ソウ)装い。
(ソウ)書物の体裁。
(出典:Wiktionary)
装
常用漢字
小6
部首:⾐
12画
“装”を含む語句
扮装
服装
装束
装飾
身装
衣装
行装
旅装
装填
装置
偽装
盛装
黒装束
形装
仮装
装立
装幀
艤装
装上
装釘
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