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黒坊主
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くろばうず
ふりがな文庫
“
黒坊主
(
くろばうず
)” の例文
南無南無
(
なむなむ
)
と
口
(
くち
)
の
裡
(
うち
)
で
唱
(
とな
)
うるで、
饗応振
(
もてなしぶり
)
に、
藁
(
わら
)
など
敷
(
し
)
いて
坐
(
すは
)
らせて、
足代
(
あじろ
)
の
上
(
うへ
)
を
黒坊主
(
くろばうず
)
と
入替
(
いれかは
)
つた。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
此
(
これ
)
と、
城
(
じやう
)
ヶ
沼
(
ぬま
)
の
黒坊主
(
くろばうず
)
の
蒼
(
あを
)
ざめた
面影
(
おもかげ
)
を
除
(
のぞ
)
いては、
誰
(
たれ
)
の
顔
(
かほ
)
も
判然
(
はつきり
)
覚
(
おぼ
)
えて
居
(
ゐ
)
なかつた。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
天守
(
てんしゆ
)
の
矢間
(
やざま
)
を
湧
(
わ
)
いて
出
(
で
)
るやうな
黒坊主
(
くろばうず
)
の
姿
(
すがた
)
を
見
(
み
)
たが、
烏
(
からす
)
か、
梟
(
ふくろう
)
か、と
思
(
おも
)
つた。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
“黒坊主”の解説
黒坊主(くろぼうず)は、明治時代の東京に現れたという妖怪、または熊野の民話、江戸時代の奇談集『三州奇談』などに登場する妖怪。黒い坊主姿の妖怪とされる。
(出典:Wikipedia)
黒
常用漢字
小2
部首:⿊
11画
坊
常用漢字
中学
部首:⼟
7画
主
常用漢字
小3
部首:⼂
5画
“黒坊”で始まる語句
黒坊