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くろばうず
ふりがな文庫
“くろばうず”の漢字の書き方と例文
語句
割合
黒坊主
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
黒坊主
(逆引き)
南無南無
(
なむなむ
)
と
口
(
くち
)
の
裡
(
うち
)
で
唱
(
とな
)
うるで、
饗応振
(
もてなしぶり
)
に、
藁
(
わら
)
など
敷
(
し
)
いて
坐
(
すは
)
らせて、
足代
(
あじろ
)
の
上
(
うへ
)
を
黒坊主
(
くろばうず
)
と
入替
(
いれかは
)
つた。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
此
(
これ
)
と、
城
(
じやう
)
ヶ
沼
(
ぬま
)
の
黒坊主
(
くろばうず
)
の
蒼
(
あを
)
ざめた
面影
(
おもかげ
)
を
除
(
のぞ
)
いては、
誰
(
たれ
)
の
顔
(
かほ
)
も
判然
(
はつきり
)
覚
(
おぼ
)
えて
居
(
ゐ
)
なかつた。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
天守
(
てんしゆ
)
の
矢間
(
やざま
)
を
湧
(
わ
)
いて
出
(
で
)
るやうな
黒坊主
(
くろばうず
)
の
姿
(
すがた
)
を
見
(
み
)
たが、
烏
(
からす
)
か、
梟
(
ふくろう
)
か、と
思
(
おも
)
つた。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
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