“鳥打帽子”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とりうちぼうし83.3%
とりうちばうし16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
見たところ三十歳くらいの英国人、服は褐色の弁慶縞、半ズボンをはき、鳥打帽子とりうちぼうしをかぶり、顔を上手に染め、赤い髯を鼻の下につけていた。
顔に、ひげがぼうぼうとはえ、黒い鳥打帽子とりうちぼうしがぬげていてむき出しになっている頭髪とうはつは、白毛しらがぞめがしてあって、一見いっけん黒いが、その根本のところはまっ白な白毛であった。
少年探偵長 (新字新仮名) / 海野十三(著)
入違いれちがつて這入はいつてたのは、小倉こくらはかま胸高むなだか穿締はきしめまして、黒木綿紋付くろもめんもんつき長手ながて羽織はおりちやくし、垢膩染あぶらじみたる鳥打帽子とりうちばうしかぶり、巻烟草まきたばこくはへてながら、書生
世辞屋 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)