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高岡軍曹
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たかをかぐんそう
ふりがな文庫
“
高岡軍曹
(
たかをかぐんそう
)” の例文
高岡軍曹
(
たかをかぐんそう
)
は
暫
(
しばら
)
くみんなの
顏
(
かほ
)
を
見
(
み
)
てゐたが、やがて
何時
(
いつ
)
ものやうに
胸
(
むね
)
を
張
(
は
)
つて、
上官
(
じやうくわん
)
らしい
威嚴
(
いげん
)
を
見
(
み
)
せるやうに
一聲
(
ひとこゑ
)
高
(
たか
)
く
咳
(
せき
)
をした。
一兵卒と銃
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
混亂
(
こんらん
)
が
隊伍
(
たいご
)
の
中
(
なか
)
に
起
(
おこ
)
つた。
寢呆
(
ねぼ
)
けて
反對
(
はんたい
)
に
駈
(
か
)
け
出
(
だ
)
す
兵士
(
へいし
)
もゐた。ポカンと
空
(
そら
)
を
見上
(
みあ
)
げてゐる
兵士
(
へいし
)
もゐた。
隊列
(
たいれつ
)
の
後尾
(
こうび
)
にゐた
分隊長
(
ぶんたいちやう
)
の
高岡軍曹
(
たかをかぐんそう
)
は
直
(
す
)
ぐに
岸
(
きし
)
に
駈
(
か
)
け
寄
(
よ
)
つた。
一兵卒と銃
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
「
大丈夫
(
だいぢやうぶ
)
だ、
水
(
みづ
)
は
淺
(
あさ
)
い‥‥」と、
高岡軍曹
(
たかをかぐんそう
)
はまた
呶鳴
(
どな
)
つた。「おい
田中
(
たなか
)
、
早
(
はや
)
く
銃
(
じう
)
を
取
(
と
)
つてやれ‥‥」
一兵卒と銃
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
高
常用漢字
小2
部首:⾼
10画
岡
常用漢字
小4
部首:⼭
8画
軍
常用漢字
小4
部首:⾞
9画
曹
常用漢字
中学
部首:⽈
11画
“高岡”で始まる語句
高岡
高岡塗
高岡市
高岡町
高岡郡
高岡玄純
高岡霊験記