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高声
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たかごゑ
ふりがな文庫
“
高声
(
たかごゑ
)” の例文
旧字:
高聲
ト
此
(
こ
)
の
鑿
(
のみ
)
を
持
(
も
)
ち、
鏨
(
たがね
)
を
持
(
も
)
つべき
腕
(
かひな
)
は、
一度
(
ひとたび
)
掌
(
てのひら
)
を
返
(
かへ
)
して、
多勢
(
たせい
)
を
圧
(
あつ
)
して
将棊倒
(
しやうぎだふ
)
しにもする、
大
(
おほい
)
なる
権威
(
けんゐ
)
の
備
(
そな
)
はるが
如
(
ごと
)
くに
思
(
おも
)
つて、
会心
(
くわいしん
)
自得
(
じとく
)
の
意
(
こゝろ
)
を、
高声
(
たかごゑ
)
に
漏
(
も
)
らして、
呵々
(
から/\
)
と
笑
(
わら
)
つた。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
と
野良調子
(
のらでうし
)
の
高声
(
たかごゑ
)
を
上
(
あ
)
げて、
広野
(
ひろの
)
の
霞
(
かすみ
)
に
影
(
かげ
)
を
煙
(
けぶ
)
らせ、
一目散
(
いちもくさん
)
に
駆附
(
かけつ
)
けるものがある。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
「や、
采
(
さい
)
は、
上﨟
(
じやうらう
)
。」と
高声
(
たかごゑ
)
で
言
(
い
)
つた。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
“高声”の意味
《名詞》
高い声。大きい声。
(出典:Wiktionary)
高
常用漢字
小2
部首:⾼
10画
声
常用漢字
小2
部首:⼠
7画
“高声”で始まる語句
高声器
高声念仏