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高千穂
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たかちほ
ふりがな文庫
“
高千穂
(
たかちほ
)” の例文
旧字:
高千穗
門脇
(
かどわき
)
中学校三年生の早苗さんと、
高千穂
(
たかちほ
)
小学校五年生の壮二君とは、時間が来ると、いつものように、自動車でやしきを出ました。
怪人二十面相
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
高千穂
(
たかちほ
)
槵触峯
(
くしぶるみね
)
の旧伝を否定して、人類遷移の法則を合理化しようとすれば、どうしてもこうした中世式な考えかたを見習わなければならない。
海上の道
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
中でも日向の
高千穂
(
たかちほ
)
は天孫降臨の地として古い物語を
有
(
も
)
ち、日本の歴史にとって
由緒
(
ゆいしょ
)
の深い土地であります。
手仕事の日本
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
命たちはしまいに、
日向
(
ひゅうが
)
の国の
高千穂
(
たかちほ
)
の山の、
串触嶽
(
くしふるだけ
)
という
険
(
けわ
)
しい峰の上にお着きになりました。
古事記物語
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
皇孫日向の
高千穂
(
たかちほ
)
の峯に
天降
(
あまくだ
)
り給ひしに
象
(
かたど
)
るの心ならんと嘿翁いへり。
猶
(
なほ
)
説
(
せつ
)
ありしがはぶく。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
▼ もっと見る
吉野
(
よしの
)
を旗艦として、
高千穂
(
たかちほ
)
、
浪速
(
なにわ
)
、
秋津洲
(
あきつしま
)
の第一遊撃隊、
先鋒
(
せんぽう
)
として前にあり。
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
皇孫
彦火瓊瓊杵尊
(
ひこほのににぎのみこと
)
が、
天照大神
(
あまてらすおほみかみ
)
の神勅を奉じ、
日向
(
ひうが
)
の
高千穂
(
たかちほ
)
の
槵触
(
くしふる
)
ノ
峰
(
たけ
)
に降臨されてから御三代の間は、九州の南方に在つて、国土を経営し、民力の
涵養
(
かんやう
)
を
図
(
はか
)
ると共に、周囲の者どもを帰服せしめ
二千六百年史抄
(新字旧仮名)
/
菊池寛
(著)
日向
(
ひゅうが
)
の
高千穂
(
たかちほ
)
に天から
降
(
お
)
りたということを承認すれば問題にならぬけれども、それがあり得べからざることとすれば、やはり日向などで船を仕立てて北上したことが想像される。
海上の道
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
命は
高千穂
(
たかちほ
)
の宮というお宮に、とうとう五百八十のお年までお住まいになりました。
古事記物語
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
ついで三番めの
若御毛沼命
(
わかみけぬのみこと
)
も、お母上のお国の、海の国へ行っておしまいになり、いちばん末の弟さまの
神倭伊波礼毘古命
(
かんやまといわれひこのみこと
)
が、
高千穂
(
たかちほ
)
の宮にいらしって、天下をお治めになりました。
古事記物語
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
高
常用漢字
小2
部首:⾼
10画
千
常用漢字
小1
部首:⼗
3画
穂
常用漢字
中学
部首:⽲
15画
“高千”で始まる語句
高千
高千穗
高千那毘賣