“高僧頭巾”の読み方と例文
読み方割合
こそづきん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
高僧頭巾こそづきん肩掛かたかけひきまとひ、良人つまきみもろとも川崎かはさき大師だいし參詣さんけいみちすがら停車塲ていしやば群集くんじゆに、あれは新橋しんばしか、何處どこのでらうとさゝやかれて、奧樣おくさまともはれぬるながられをあさからずうれしうて
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
お京はお高僧頭巾こそづきん目深まぶか風通ふうつうの羽織着ていつもに似合ぬなりなるを、吉三は見あげ見おろして、お前何処どこへ行きなすつたの、今日明日は忙がしくておまんまを喰べる間もあるまいと言ふたでは無いか
わかれ道 (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)