高僧頭巾こそづきん)” の例文
高僧頭巾こそづきん肩掛かたかけひきまとひ、良人つまきみもろとも川崎かはさき大師だいし參詣さんけいみちすがら停車塲ていしやば群集くんじゆに、あれは新橋しんばしか、何處どこのでらうとさゝやかれて、奧樣おくさまともはれぬるながられをあさからずうれしうて
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
お京はお高僧頭巾こそづきん目深まぶか風通ふうつうの羽織着ていつもに似合ぬなりなるを、吉三は見あげ見おろして、お前何処どこへ行きなすつたの、今日明日は忙がしくておまんまを喰べる間もあるまいと言ふたでは無いか
わかれ道 (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)