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馭
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ぎよ
ふりがな文庫
“
馭
(
ぎよ
)” の例文
勘次
(
かんじ
)
は
百姓
(
ひやくしやう
)
の
尤
(
もつと
)
も
忙
(
せは
)
しい
其
(
そ
)
の
頃
(
ころ
)
の五
月
(
ぐわつ
)
に
病氣
(
びやうき
)
に
成
(
な
)
つた。
彼
(
かれ
)
は
轡
(
くつわ
)
へ
附
(
つ
)
けた
竹竿
(
たけざを
)
の
端
(
はし
)
を
執
(
と
)
つて
馬
(
うま
)
を
馭
(
ぎよ
)
しながら、
毎日
(
まいにち
)
泥
(
どろ
)
だらけになつて
田
(
た
)
の
代掻
(
しろかき
)
をした。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
一日、
聖上
(
せいじやう
)
親臨
(
しんりん
)
して負傷者を
撫
(
ぶ
)
し、
恩言
(
おんげん
)
を
賜
(
たま
)
ふ、此より兵士負傷者とならんことを願ふ。是に由つて之を觀れば、兵を
馭
(
ぎよ
)
するも亦情に外ならざるなり。
南洲手抄言志録:03 南洲手抄言志録
(旧字旧仮名)
/
秋月種樹
、
佐藤一斎
(著)
馭
漢検1級
部首:⾺
12画
“馭”を含む語句
馭者
制馭
馭者台
馭者座
馭丁
駕馭
磤馭盧
統馭
遠馭
雑馭
馭卒
馭官
馭謨