“馭者台”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぎょしゃだい87.5%
ぎよしやだい12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
粗末な箱型をしたものに、幌（ほろ）とはほんの名ばかりの、継ぎはぎだらけの鼠（ねずみ）いろの布を被（おお）っただけのものである。馭者台（ぎょしゃだい）なんぞもない。
大和路・信濃路 (新字新仮名) ／ 堀辰雄(著)
馭者台（ぎょしゃだい）には野兎（のうさぎ）が長い耳をたらしてぶらさがっていたが、これは遠方の友人がこれから行われる饗宴（きょうえん）のために贈ったものであろう。
駅馬車 (新字新仮名) ／ ワシントン・アーヴィング(著)
つつましい馭者台（ぎよしやだい）のうへに
東京景物詩及其他 (新字旧仮名) ／ 北原白秋(著)