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饑渇
ふりがな文庫
“饑渇”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きかつ
73.3%
うえかわ
13.3%
ひもじさ
6.7%
うえ
6.7%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きかつ
(逆引き)
ガルールは一生懸命
宥
(
なだ
)
めにかかったが、
饑渇
(
きかつ
)
で
自暴自棄
(
やけくそ
)
になった九人の男は、そんな言葉を耳にもかけず、気色ばんでじりじりと詰め寄った。
ラ・ベル・フィユ号の奇妙な航海
(新字新仮名)
/
モーリス・ルヴェル
(著)
饑渇(きかつ)の例文をもっと
(11作品)
見る
うえかわ
(逆引き)
饑渇
(
うえかわ
)
く如く義を慕う者は
福
(
さいわい
)
なり、其故如何? 其人の饑渇は充分に癒さるべければ也とのことである、而して是れ
現世
(
このよ
)
に於て在るべきことでない事は明である
聖書の読方:来世を背景として読むべし
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
饑渇(うえかわ)の例文をもっと
(2作品)
見る
ひもじさ
(逆引き)
見れば
炉
(
ろ
)
の火も赤々と燃え上る。思はず丑松は立留つた。其時は
最早
(
もう
)
酷
(
ひど
)
く
饑渇
(
ひもじさ
)
を感じて居たので、わざ/\蓮華寺迄帰るといふ気は無かつた。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
饑渇(ひもじさ)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
うえ
(逆引き)
黄金丸は
饑渇
(
うえ
)
に疲れて、勇気日頃に劣れども、また
尋常
(
なみなみ
)
の犬にあらぬに、
彼方
(
かなた
)
もなかなかこれに劣らず、互ひに
挑闘
(
いどみたたか
)
ふさま、彼の
花和尚
(
かおしょう
)
が
赤松林
(
せきしょうりん
)
に、
九紋竜
(
くもんりゅう
)
と争ひけるも、かくやと思ふ
斗
(
ばか
)
りなり。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
饑渇(うえ)の例文をもっと
(1作品)
見る
饑
漢検1級
部首:⾷
21画
渇
常用漢字
中学
部首:⽔
11画
“饑”で始まる語句
饑
饑饉
饑餓
饑死
饑餲
饑饉年
饑者
饑餓行進
“饑渇”のふりがなが多い著者
巌谷小波
福田英子
内村鑑三
島崎藤村
内田魯庵
高浜虚子
上田敏
モーリス・ルヴェル
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
芥川竜之介