“うえかわ”の漢字の書き方と例文
語句割合
饑渇100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
饑渇うえかわく如く義を慕う者はさいわいなり、其故如何? 其人の饑渇は充分に癒さるべければ也とのことである、而して是れ現世このよに於て在るべきことでない事は明である
その小鳥が網を張って待っていた番人の家へ出掛けて行って、さきの約束を断ろうとすると——獣欲で饑渇うえかわいた男のことですからたまりません、復たお隅ははずかしめられました。
藁草履 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
名誉心の為に駆られて、饑渇うえかわいて、唯もうそわそわとしておりました。
藁草履 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)