“饑饉年”の読み方と例文
読み方割合
ききんどし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「そらごらんなさい、あれは中の町で松屋といって、饑饉年ききんどしから太らせた米屋だ、心を改めて出直しなさいと言われっちまった、そうなくちゃあならねえ」
大菩薩峠:07 東海道の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
天保の饑饉年ききんどしにも、普通の平民は余分の米を蓄える事が許されないで箪笥たんすに米を入れてかくしたもんだが