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饑渇
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ひもじさ
ふりがな文庫
“
饑渇
(
ひもじさ
)” の例文
見れば
炉
(
ろ
)
の火も赤々と燃え上る。思はず丑松は立留つた。其時は
最早
(
もう
)
酷
(
ひど
)
く
饑渇
(
ひもじさ
)
を感じて居たので、わざ/\蓮華寺迄帰るといふ気は無かつた。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
あゝ、多くの青年が読んで知るといふ今の世の中に、飽くことを知らない丑松のやうな年頃で、どうして読まず知らずに居ることが出来よう。智識は一種の
饑渇
(
ひもじさ
)
である。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
饑
漢検1級
部首:⾷
21画
渇
常用漢字
中学
部首:⽔
11画
“饑”で始まる語句
饑
饑饉
饑餓
饑死
饑餲
饑饉年
饑者
饑餓行進