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餉
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しょう
ふりがな文庫
“
餉
(
しょう
)” の例文
北征の師の
出
(
い
)
づるや、
餉
(
しょう
)
を督して景隆の軍に赴かんとしけるに、景隆の師
潰
(
つい
)
えて、諸州の
城堡
(
じょうほ
)
皆
風
(
ふう
)
を望みて燕に下るに会い、
臨邑
(
りんゆう
)
に
次
(
やど
)
りたるに、参軍
高巍
(
こうぎ
)
の南帰するに
遇
(
あ
)
いたり。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
葛伯
(
かつはく
)
が
餉
(
しょう
)
に
仇
(
きゅう
)
すと言い、
鄭人
(
ていじん
)
が温の麦を刈るといい、イスラエル人が牧場を争うといい、高地のスコットランド人が低地のスコットランド人の牛羊穀物を奪うというの類のごとき
将来の日本:04 将来の日本
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
ヒルマは元来は
餉
(
しょう
)
すなわち運搬せられる食物の名であった。今でも是を家における昼飯と区別して、田植の日などに屋外へ持ってくるものだけを、ヒルマと呼んでいる地方は多い。
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
興到レバ韻ヲ分ツテ詩ヲ賦シ、
翰
(
かん
)
ヲ染メテ書画ヲ作ル。
倦
(
う
)
メバ
則
(
すなわち
)
アルイハ坐シ、アルイハ
臥
(
が
)
シ、劇談一
餉
(
しょう
)
、善ク
戯謔
(
ぎぎゃく
)
シテシカモ虐ヲナサズ。モシ時事ノ得失人物ノ是非ニ
渉
(
わた
)
レバ
輙
(
すなわ
)
チ
厭
(
いと
)
フベキヲ覚ユ。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
餉
漢検1級
部首:⾷
15画
“餉”を含む語句
夕餉
午餉
朝餉
茶餉台
餉台
昼餉
晝餉
夕餉時
糧餉
晩餉
駄餉
雑餉
茶餉臺
一片餉
饋餉
餉道
餉沢
一餉
餉参
雑餉隈
...