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雑餉
ふりがな文庫
“雑餉”の読み方と例文
読み方
割合
ざっしょう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ざっしょう
(逆引き)
家が日本人の生活の単位であった時代は過ぎ去った。そうしてこの食物の個人主義を、促したものは
雑餉
(
ざっしょう
)
すなわち弁当であった。
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
他の多くの
雑餉
(
ざっしょう
)
と同様に、次第に共同食事のいろいろな拘束から、独立して発達することになり、その結果はついに家々または各個人の食物選択の自由を、促進する動力ともなり得たのである。
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
駄餉
(
だしょう
)
とも
雑餉
(
ざっしょう
)
ともこれをいって、
飯
(
めし
)
は
屯食
(
とんじき
)
という
握飯
(
にぎりめし
)
で、
汁
(
しる
)
は添わなかったようであるが、そのかわりにはいろいろのご
馳走
(
ちそう
)
が
櫃
(
ひつ
)
や
長持
(
ながもち
)
で持ちはこばれ、
上下
(
じょうげ
)
何十人の者が路傍の森の
蔭
(
かげ
)
などで
母の手毬歌
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
雑餉(ざっしょう)の例文をもっと
(2作品)
見る
雑
常用漢字
小5
部首:⾫
14画
餉
漢検1級
部首:⾷
15画
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雑餉隈
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