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韓非子
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かんぴし
ふりがな文庫
“
韓非子
(
かんぴし
)” の例文
桃太郎
猿蟹合戦
(
さるかにかっせん
)
の
類
(
たぐい
)
も珍らしからざるべく、また『
韓非子
(
かんぴし
)
』『
荘子
(
そうじ
)
』などに
出
(
い
)
でたるも珍らしからざるべければ、日本支那のは
姑
(
しばら
)
く
措
(
さしお
)
きて印度の古話を
蒐
(
あつ
)
め
綴
(
つづ
)
り
印度の古話
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
韓非子
(
かんぴし
)
・
商鞅
(
しょうおう
)
・
李斯
(
りし
)
らの英傑が刑名法術の政策を用いたからであって、その二世にして天下を失うに至ったのは、書を焚き儒を
坑
(
あな
)
にしたに基づくことは、人の知るところであるが
法窓夜話:02 法窓夜話
(新字新仮名)
/
穂積陳重
(著)
それは
邯鄲
(
かんたん
)
の歩みを学ばないうちに寿陵の歩みを忘れてしまい、
蛇行匍匐
(
だこうほふく
)
して帰郷したと云う「
韓非子
(
かんぴし
)
」中の青年だった。
今日
(
こんにち
)
の僕は誰の目にも「寿陵余子」であるのに違いなかった。
歯車
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
岡本况斎、名は
保孝
(
ほうこう
)
、通称は初め
勘右衛門
(
かんえもん
)
、後
縫殿助
(
ぬいのすけ
)
であった。
拙誠堂
(
せつせいどう
)
の別号がある。幕府の儒員に列せられた。『
荀子
(
じゅんし
)
』、『
韓非子
(
かんぴし
)
』、『
淮南子
(
えなんじ
)
』等の考証を作り、
旁
(
かたわら
)
国典にも通じていた。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
それは
邯鄲
(
かんたん
)
の歩みを学ばないうちに寿陵の歩みを忘れてしまひ、
蛇行匍匐
(
だかうほふく
)
して帰郷したと云ふ「
韓非子
(
かんぴし
)
」中の青年だつた。今日の僕は誰の目にも「寿陵余子」であるのに違ひなかつた。
歯車
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
▼ もっと見る
その頃僕は彼の性質を刻薄だと思っていた。それには、彼が漢学の素養があって、いつも机の上に
韓非子
(
かんぴし
)
を置いていたのも、
与
(
あずか
)
って力があったのだろう。今思えば刻薄という評は黒星に
中
(
あた
)
っていない。
ヰタ・セクスアリス
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
『
韓非子
(
かんぴし
)
』は主道、
揚権
(
ようけん
)
、
解老
(
かいろう
)
、
喩老
(
ゆろう
)
の諸篇が
好
(
い
)
いといった。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
“韓非子”の解説
『韓非子』(かんぴし)は、中国戦国時代の法家である韓非の著書。内容は春秋戦国時代の思想・社会の集大成と分析とも言えるものである。
(出典:Wikipedia)
韓
常用漢字
中学
部首:⾱
18画
非
常用漢字
小5
部首:⾮
8画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“韓非”で始まる語句
韓非