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雲梯
ふりがな文庫
“雲梯”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
うんてい
57.1%
うなて
14.3%
うなで
14.3%
ウナテ
14.3%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うんてい
(逆引き)
後に“
雲梯
(
うんてい
)
ノ
計
(
けい
)
”とよばれたものである。各所に巨大な
井楼
(
せいろう
)
を組んで、崖へ
梯子
(
はしご
)
を架けわたし、谷を踏まずに迫ろうとするのらしい。
私本太平記:07 千早帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
雲梯(うんてい)の例文をもっと
(4作品)
見る
うなて
(逆引き)
「
真鳥
(
まとり
)
住
(
す
)
む
卯名手
(
うなて
)
の
神社
(
もり
)
のすがのみを
衣
(
きぬ
)
に
書
(
か
)
き
付
(
つ
)
けきせむこもがも」なるこの歌の意は
菅
(
すが
)
という一種の植物が卯名手(奈良県大和の国高市郡
金橋村
(
かなばしむら
)
雲梯
(
うなて
)
)の神社の
杜
(
もり
)
に生えていて
植物記
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
雲梯(うなて)の例文をもっと
(1作品)
見る
うなで
(逆引き)
会下山という名は、徳川期以後で、古くは、
雲梯
(
うなで
)
ヶ岡といったらしい。法隆寺財産目録(天平期)には
宇奈五
(
うなご
)
ヶ丘とも見えるという。
随筆 新平家
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
雲梯(うなで)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
ウナテ
(逆引き)
「思はぬを思ふと言はゞ、真鳥栖む
雲梯
(
ウナテ
)
の
杜
(
モリ
)
の神し
断
(
シ
)
るらむ」(万葉集巻十二、三一〇〇)とあるのなども一つで、神罰を附けて語の偽りなきを証するのは、やはり古意ではなかつた。
「ほ」・「うら」から「ほがひ」へ
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
雲梯(ウナテ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“雲梯”の意味
《名詞》
雲梯(うんてい)
城を攻める際に使用するながい長い梯子。
金属製で梯子状のものを水平に懸け渡し、それに両手で懸垂しながら渡っていく運動器具または、遊具。
(出典:Wiktionary)
“雲梯”の解説
雲梯(うんてい)とは、長いはしごのこと。ここでは、攻城兵器としての雲梯と、遊具としての雲梯とについて述べる。
(出典:Wikipedia)
雲
常用漢字
小2
部首:⾬
12画
梯
漢検準1級
部首:⽊
11画
“雲”で始まる語句
雲
雲雀
雲母
雲霞
雲泥
雲水
雲間
雲霧
雲井
雲切
“雲梯”のふりがなが多い著者
牧野富太郎
吉川英治
国木田独歩
長谷川時雨
折口信夫